普段の何気ない風景や小物でも、撮り方によって気持ちいいと感じる写真になります。
その気持ちいい写真を撮るポイントは
・ピント
・露出
・構図
ですが、今回は気持ちのいい構図について記述します。
気持ちのいい構図というタイトルに絞り込んでもその構図の種類はたくさんありますので、
ここでは、その構図の考え方の基本でもある写真を見る時の目線の動きについて書いていきたいと思います。
まずは下の写真をご覧下さい。
【撮影データ】
絞り値:f/6.3、露出時間:1/4秒、ISO-100、露出補正:+1.3、
焦点距離:32mm(35mm換算で48mm)、フラッシュ:なし、ホワイトバランス:オート
使用レンズ:Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
この写真は小ビンが沢山散らばっていますが、最初に目が行くのは何処でしょうか?
ドーナツの入った小ビンではないでしょうか?
これは、このドーナツの小ビンにピントが合っているから。
写真で最初に目線がいく場所ははピントが合っている部分なのです。
では、次に目線がいく場所は?
それは私にも分かりません(^-^;
そこから先は見る人それぞれに見る場所が違います。
なぜなら、見る人の目線の動き(動線とも言い換えられます)を導くしかけがないからです。
目線の動きはこんな感じでしょう。
では、次の写真はどうですか?
【撮影データ】
絞り値:f/6.3、露出時間:1/4秒、ISO-100、露出補正:+1.3、
焦点距離:32mm(35mm換算で48mm)、フラッシュ:なし、ホワイトバランス:オート
使用レンズ:Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
楽譜をナナメに置いてみました。
実は、この楽譜が目線の動きをコントロールするしかけになっていて、
目線はドーナツの小ビンから後、なんとなく右上方向に向かって向けられる様になります。
多少はあちこち見るのですが、見る人は無意識に右上方向に目線を配って行ってしまうのです。
この写真でいう目線の動きはこんな感じでしょう。
【撮影データ】
絞り値:f/6.3、露出時間:1/4秒、ISO-100、露出補正:+1.3、
焦点距離:32mm(35mm換算で48mm)、フラッシュ:なし、ホワイトバランス:オート
使用レンズ:Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
さて、最後にこの写真をご覧下さい。
【撮影データ】
絞り値:f/7.1、露出時間:1/2秒、ISO-100、露出補正:+1.3、
焦点距離:35mm(35mm換算で52mm)、フラッシュ:なし、ホワイトバランス:オート
使用レンズ:Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
今度はナナメに置いた楽譜に沿って、小ビンもナナメ方向に整列させてみました。
こうする事で、より一層ナナメ右方向に目線が行く様になります。
目線の動きは・・・
目線にほとんど迷いが無くなったのではないでしょうか。
この写真は、目線の動きがシンプルで、なおかつ整列された小物が目線に沿って置いてある、
いわゆる気持ちいい写真の一例です。
今回の例は少し極端な話ですが、目線と整列。この2つを意識しながら撮影すれば、
きっと素敵な写真が撮れるに違いありません♪





